社会的責任の取り組み
当社は、人や環境の保護、人権の尊重、虐待や腐敗の防止といった行動規範を実践しています。
当社は、グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)のガイドラインに基づいて、当社のパフォーマンスのほとんど全てを継続的に測定・監視しています。 当社は、国連グローバル・コンパクト に参加しており、多国籍企業向けグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)指数とOECDガイドラインを遵守しています。
また、当社の親会社であるインベスター社は、事業リスク評価を毎年行っています。
トレーニングとサポート
当社は、行動規範、グローバル倫理、誠実性、および社員に期待されていることを認識してもらうため、毎年社員研修を実施しています。
社員研修に加えて、サプライヤーに公正で、持続可能かつ倫理的な行動を促す努力をしています。 新しいサプライヤーを選ぶ際は、評価プロセスを通じて、その企業と彼らの以前の行動を評価します。 また、彼らに当社の国際貿易政策プログラムとグローバル倫理規定遵守について周知しています。
環境健康安全プログラム
メンリッケヘルスケアは、持続可能な事業を推進しています。 当社は、これまでの成果に満足することなく、常に改善に努めています。また、今後の環境保健安全プログラムに高い数値目標を設定しています。
良好な労使関係の維持
労働権の尊重は、当社の行動規範とサプライヤー基準の主要原則です。 これは、社員の団結権と団体交渉権を保障しています。 当社は、強制労働を絶対に許しません。また、それらを防止するために、サプライヤー基準についてサプライヤーに継続的に周知しています。
腐敗防止
当社はグローバル企業として、自社の事業またはサプライヤーに関連する腐敗を防ぐために、徹底した監視体制をとっています。 腐敗事案が発生した場合に社員が報告できるグローバルホットラインを用意しています。 また、すべての事案を調査し、所定の手続きに従って適切な措置を講じ、必要に応じてフォローアップを行います。
人権尊重
メンリッケヘルスケアの全社員は、国籍を問わず、基本的人権と労働権を保障されています。 当社は、社員の権利を尊重しないサプライヤーとは取引しません。
また、当社のサプライヤーは、サプライヤー行動規範 に署名し、必要に応じて、人権監査を受ける場合があります。 当社は、当社の行動規範に基づいて、主要サプライヤーの50%以上を対象に、人権監査も含む公式監査を行っています。
公共政策との関わり
当社は、公共政策との関わりを通して、医薬品業界や医療業界における公正な慣行の促進に積極的な役割を果たしています。 なお、主にEucomed(欧州医療機器産業連合会)の一員として、また以下の業界団体の一員として、公共政策に対する立場を表明し、ロビー活動を行っています: 米国のAdvaMed、オーストラリア医療技術協会(MTAA)、カナダ医療機器協会(MEDEC)、およびスウェーデンのMedtech。
関係法令の遵守
当社は、各国の関係法令の遵守に細心の注意を払っています。 当社のコンプライアンス担当者は、雇用、環境負荷、贈収賄防止、および腐敗防止に関する法令遵守の徹底状況を監視しています。
社員や外部パートナーは、コンプライアンス担当者に助言を求め、事件を報告するよう求められています。 違法行為または非倫理的行為に関する問題については、チーフ・コンプライアンス・オフィサー、EVP担当および法律顧問からなるチームに連絡する内部告発ホットラインもあります。 このチームは、どの部門が各事案の調査と上位処理に適しているかを判断します。
児童労働の根絶
当社はグローバル企業として、当社とサプライヤーの責任を認識し、各国の児童労働の根絶に取り組んでいます。 また、継続的にサプライヤーを監視し、児童労働の疑いがある場合は、それを防止する措置を講じます。
ビジネス社会における責任
当社の社員は、行動規範を遵守します。 社員一人一人に、当社の行動規範に則った誠実で責任ある行動が要求されます。 当社のパートナー、サプライヤーは、コンプライアンスを遵守する必要があります。
サステナビリティレポート
毎年、当社のサステナビリティレポートは、当社の事業、製品および製造が人々、環境、サプライヤーおよび地域社会に及ぼす影響を報告しています。
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